銀座CIRO

銀座CIROさんにお話を伺いました。

今回お話を伺ったのは・・。
銀座CIRO 東京駅HANAKO店 /オーナー吉田繁さん・HANAKO店 Director 関口さん

関口さんの紹介

 

東京都出身のヘアスタイリストです。一人一人のお客様の髪や頭皮の悩みに寄り添い、その方に最適な解決策を提供しています。スタイリスト歴は10年以上で、幅広いスタイルに対応できます。また、漫画やアニメが大好きなので、施術中に楽しいオタクトークもお楽しみいただけます!銀座本店とHANAKO店の両方で勤務しており、お客様のご予約を心よりお待ちしています。

経営理念・方針を教えてください。

スタッフの永続的なキャリア形成とサロン全体の発展を考え、サロンを経営しています。その為に幾つか取り組んでいることがあります。
1つ目は、ヘアケアを一番メインの商品にしていること。もうかれこれ10年前ぐらいになりますが、あるメーカーさんと知り合い、とても良いオイル商材と出会いました。施術を受けたお客様が満足して頂ける商品と出会ったので、現在はこれを主軸にサロン経営をしています。当サロンでは、この商材を主軸にメニューをつくることで、お客様の来店頻度コントロールに取り組んでいます。なぜなら、来店頻度のコントロールできたら、スタッフの働き方を変える事ができるのではないかと考えているからです。

お休み増やしたくても、なかなか増やせませんよね。お帰りの際に次回のご予約を頂くことができたら、スタッフは効率よく休めるし、有給休暇もきちんと取れる。お客様の来店をコントロール出来たら、1日1日が疲れないし、経営的にもその方が絶対良いと考えて取り組んでいます。

2つ目は、ヘアウィッグの導入。今後更に力を入れていきたいと考えています。私たちのサロンでは、店頭にディスプレイしているのでおサロンの前を通った方がよく”ウィッグやってるの?”って聞いてきてくれるんです。

この近くのデパートの中にある大手さんメーカーさんで、”何十万って言われた” ”何百万って言われた”のだけど、ここのサロンではいくらなの?と。

スタッフが年齢を重ねていけばお客様数の減少は避けられませんが、ウィッグを取り扱うとお客様は一人だけど頭は2個になるのです。美容師さんが取り扱うウィッグだと、メンテナンスも含めて担当できるので、生涯担当することができるお客様が増えます。その為に、ウィッグを積極的に取り入れるよう今準備をしています。

スタッフが年齢を重ねた時にどういう働き方ができるかと言うことは、どこのサロンも課題だと思います。お客様もどんどん年齢が上がり失客していく。その課題に対してしっかりと早いうちから対策をすることで、スタッフの定着率の向上やキャリア形成にも繋がると考えています。

3つ目は、当サロンの成功方法や商品の効果などを業界の仲間やメーカーと協力して共有し、教育指導を行っています。メーカーの営業マンだけでなく、実際に現場で働き実績を積んでいるスタッフが他のサロンに対して助言や支援を行い、業界全体の発展に貢献しています。また、経験豊富なスタッフがハサミを置くことなく、キャリアを積みながら収入や立場を向上させることが可能な環境を提供しています。

私たちは、教育産業への転換を目指し、メーカーとの連携を強化しています。この取り組みによって、スタッフの方たちは永続的なキャリアを築くことができ、サロン全体がより発展することを期待しています。年齢を重ねてもスタッフが働き続けられるサロンを目指し、様々なことに取り組んでいます。

求める人材について教えてください。

積極的に行動ができる方を求めています。自分の欲求を追求できる人と一緒に働きたいです。

現在、スタッフの男女比は6対4ぐらいで女性が4割です。活躍しているスタッフはかなり積極的です。性別に関係なく、お互いに理解し合い日々の仕事に従事しています。そして、仕事もプライベートも楽しめているスタッフが多いです。しっかりと休める為、推し活などに時間を充てることなどもできモチベーションが高まると言っている女性スタッフもいるほどです。

店長は、月末には来月の売上が9割方よめます。これは会社として望んでいたことであり、10年後も20年後も同じ状況であることを期待しています。そして、店長と同じように自身で売上をコントロールできるスタッフを育成する為に、教育にも積極的に取り組み、スタッフのモチベーションを高めていきたいです。

そうすることで、永続的に美容師として活躍し続けることができます。長く働いてくれるスタッフも多いので、今後は女性が出産後にも仕事に復帰できる状況を整えることが重要だと思います。

教育について教えてください。

基本のカリキュラムがあり、いつまでにこれを終わらせるか、またはこれを同時進行で進めるかなど、カリキュラムは毎年見直しながら実施しています。カリキュラムの中で特に注力しているのがケアリストの育成です。スタイリストになる前にまずはケアリストとしてのキャリアを積むことを推奨しています。ケアリストとしてお客様に入客できるため、お客様との接し方を早く身に付けることができるからです。お客様との信頼関係を築く経験を沢山した後、カットなどの技術も増やしていくという戦略です。

ケアリストの技術は、1年以内で十分に習得できます。ただし、手つきが不慣れだとお客様に不快感を与える可能性があるため、慎重に訓練する必要があります。アシスタントとしての3年間でケアリストとして十分にベテランになれるため、スタイリストとしての自信を持つことができると思います。それに、ケアリストとしてのランクを経験することで、自信を持ってスタイリストデビューできると考えています。

集客について教えてください。

時代に合わせて集客を行っています。ホットペッパー掲載はもちろん、以前はグルーポンなどのインターネットを利用したクーポンサービスを利用してお客様を獲得したこともあり、店長クラスのスタッフの今の売上のベースになっています。最近、銀座エリアでまたこのサービスを始めました。時代やスタッフ1人1人に合わせた集客方法でスタッフが入客できる環境をつくり続けたいと考えています。

集客問題は、広告掲載が解決策の1つでありますが自社ウェブサイトでの集客など自社の広告戦略も重要だと考えており、今後は更に強化していきたいです。

キャリアプランについて教えて下さい。

30歳までに美容師としてのスキルを磨いて欲しいと考えています。大体3~4年目にスタイリストとしてのスタートを切ります。スタイリストデビューの試験はありますが、4年目からは試験の成績に関係なく、給与は技術者の基本給になります。4月から給与を上げなければならないため、全員の給与を引き上げなければなりません。技術者の基本給は22万円で、アシスタントの基本給は20万円です。アシスタント時代の3年間で指名や店販などを含めて25万~26万円の収入を得られる状態を目指します。

そして、30歳までには技術スキルを完成させ、おおよそ月に40万円の給与を確保します。その後は、現場での仕事を続けつつ、講師として講習活動にも関わって頂きたいです。通常の講習とは異なり、FCC事業という形で、メーカーのサポートを受けながら自身の経験を伝えるプログラムを行います。興味のある美容師さんが有料で参加をし、実際の活動を通じて学んで頂いています。

プロの美容師がサロンに訪れ、お客様と同じように料金を支払って、特定のメニューを提供します。例えば、特定のタイミングで髪質についてアドバイスするなど、経験に基づく指導が重要です。30代以降は、技術者としての仕事だけでなく、スタッフを導くような役割を中心に考える必要があります。最終的には、企画立案や全体的なプランニングなど、より戦略的な仕事が求められます。ネクタイは締めませんが、メーカーの方々と同様に活動します。このようなキャリアプランを考えています。

これから展開する事業を含めて、一般企業で言うと部長や役員など、上級管理職のポジションも用意します。また、講師として知識や技術を教えることで収入を得るナビゲーター・ティーチャーという職業もあります。そして、もう1つの選択肢として、一生を職人として過ごす道もあります。これからの時代においても、職人たちが必要な存在であり続けるべきだと考えます。

そのためには、カットやカラーリング、パーマなどの技術だけでなく、他の分野も学ぶことが必要です。率直に言って、これが真の解決策かもしれません。

CIRO銀座本店

銀座本店 美容師スタイリスト
  • 職種/美容師スタイリスト
  • 給与/月給20.8万~
  • 最寄駅/銀座駅

求人詳細

CIRO銀座本店

銀座本店 美容師アシスタント
  • 職種/美容師アシスタント
  • 給与/月給18.8万~
  • 最寄駅/銀座駅

求人詳細

CIRO HANAKO店

HANAKO店 美容師スタイリスト
  • 職種/美容師スタイリスト
  • 給与/歩合20.8万~
  • 最寄駅/東京駅八重洲口

求人詳細

CIRO HANAKO店

HANAKO店 美容師アシスタント
  • 職種/美容師アシスタント
  • 給与/歩合18.8万~
  • 最寄駅/東京駅八重洲口

求人詳細