今回お話を伺ったのは・・。
FAM・AND (右から)本田さん/濱島さん/鯉沼さん
代官山FAM・中目黒ANDの2店舗を展開するオーナーの本田さん。新卒入社から9年、現在FAMの店長として活躍する濱島さん、他店を経て紹介で入社し現在ANDの店長として活躍する鯉沼さん。
ヘアカタログや広告のヘアメイクなどでも活躍しており、TAKEO KIKUCHIさんの2023‐2024秋冬コレクション広告のヘアメイクも担当。また、原宿にある古着屋&BerBerJinさんで撮影で使った衣装やスタッフの古着などを販売するPOP UPショップを開催するなど、幅広く活動をされているサロンです。
経営理念・方針を教えてください。
『プロとしてスタッフ全員で向上していく。』を理念としています。
例えば撮影をする際には、カメラから衣装・ヘアメイクと全て自分たちで行っています。それぞれの仕事を分かった上で自分たちで全てを担当した方がより良いものができると思っているからです。またサロンで行っている撮影だけでなく、業界紙・ファッション誌の撮影・ヘアカタログの撮影など、依頼頂いた広告のお仕事なども担当しています。在籍スタッフの中には、CMや女性誌のヘアメイクを担当し活躍しているスタッフもいますので、アシスタントとして同行し学ぶ機会もあります。
薬剤開発などにも取り組んでいて、今後も自分たちで出来ることにはチャレンジしプロとして全員で向上し続け幅広いお仕事を担当していきたいと考えています。
求める人材について教えてください。
== 鯉沼さんは、どんな方がFAMさんANDさんに合うと思いますか?==
美容が好きな方、お客様と話すのが好きな方、あとはうちのお店のスタッフはみんな技術的にこだわりを持っているので、そう言った技術を追求していきたいと言うような熱い想いを持った方にピッタリのサロンだと思います。
== 濱島さんは、なぜFAMさんANDさんで働きたいと思いましたか?==
入社のきっかけは、自分が髪を切りに来た時に、前髪がずっと長めだったんですけど短く似合わせにしてくれて、周りからの評判も良く自分でもいいなって思って。
今まで避けてきたことにも提案してくれ私もそんな美容師になりたいと思ったこと、あとは居心地がすごく良く、それでここで働きたいなと思いました。
== 何に魅力を感じて応募をされる方が多いですか? ==
専門学生が応募をしてくれることが多いんですけど、インスタを見たことがきっかけだったり、施術してもらって良かったからと髪を切りに来てくれている方が入社してくれるケースも多々あります。撮影や商品開発など、色んなことをしているので、そこに興味を持ってくれる方もいます。
教育について教えてください。
新卒教育は、毛髪知識・シャンプーから始まり、全てオリジナルのカリキュラムがあります。明確な合格の基準があり、早い人だと2年でスタイリストデビューをしています。
もちろんカリキュラム内容は全て同じですが、1人1人進み具合が違うので、いつまでにどこまで合格するかなどのスケジュールをその都度、教育担当のスタイリストと相談し修正しながら、一緒にデビューを目指していきます。教育に携わることで教えるスタイリストも学ばせてもらっています。
== 中途の教育はどのようにされていますか?==
その人のレベルによりますが、できる技術に関してはこれまでの経験を活かして頂けます。逆に良い技術があれば僕たちも教えてもらい、吸収したいと思っています。中途はできることからスタートし、新卒同様にカリキュラムに合わせて個々のペースでデビューを目指します。
中途だけでなく新卒もスタイリストもみんなに言えることですが、FAM・ANDでは得意なものを持ってもらうようにしています。SNSが得意、くせ毛のメンズが得意、メイクが得意などそれぞれの得意を活かして働いています。メイクが得意なスタッフはサロンワークと並行しながら撮影など外部のお仕事にも携わっています。入社時から方向性が決まっていなくても全く問題なく、好きなことや上手なことなど、その方の得意を一緒に見つけ伸ばし特化型で活躍できるようみんなでサポートします。
== 練習はどのようにされていますか?==
練習については、基本的には決まった曜日と時間で行ってます。自主的に練習をしたい人もいるので、決まった練習日以外の日で自主練の日を設けて練習をしています。1人でやっているとどうしてもわからないことも出てくるので、そう言う時には事前に教育担当とスケジュールを合わせ教育担当が練習を見ます。僕たちも教えたいので、練習の相談は大歓迎です。
お客様の状況を見て営業時間中でも練習をするようにしています。なるべく夜残らなくて良いように、働くときは働き、営業後はすぐに帰ったり遊べるようにして、プライベートも大切にして欲しいと考えています。
== メイクや撮影はどのように学べるのですか?==
今は月に1回、ウェブ用などのコンテンツ作りの為に撮影をしています。スタイリストデビューをしたスタッフは、自分を表現する為の1つの手段として撮影をし、SNSに投稿しています。アシスタントは最初はメイクやスタイリストの補助から入ってもらって一緒に行います。
最近は事前に作品に対してのディスカッションをし、今何が流行っているか、メイクのトレンドは何か、何が可愛いと思うかなどを各自が出し共有することで、作品に対する意識や方向性を揃える時間をつくっています。そして撮影後にも、実際に撮影をしこう言う風にやったら可愛かった・可愛くなかったとか、衣装・髪型はどうだったか、質感やボリュームはどうだったかなどをみんなで作品に対してのディスカッションを行っています。
また、年に1~2回、アシスタントだけで撮影をする機会もつくっています。モデル選びから衣装も一式用意するなど全てを任せています。スタイリストになると、カタログや広告の撮影の仕事を任せるので、色んなことにチャレンジすることで興味を持つきっかけになったり、経験を積んでもらいたい、楽しく働いてもらいたいと思っています。
集客について教えてください。
お客様の年齢は幅広く、下だとお子さんから上は80歳ぐらいまでの方がいらっしゃいます。1番多いのは20~40代ぐらいで、このエリアにお住まいの方やお仕事をされている方などが多いです。新規のお客様だと、8割強がこのエリアの方です。基本的には新規のお客様でフリーだと順番で入客しているので、みんな同じ条件でずっと入り続けることができます。
うちは、紹介やSNSを見て来てくださるお客様も多く、再来率がとても高いです。その再来率の高さは担当のスタイリストだけでなく、FAM・ANDのスタッフのチーム力の高さから出ている数字だと思います。
== チーム力の高さはどのようにして作っているのですか?==
普段の営業から動きなどの細かいところまでも話し合いすり合わせをしています。仕上がりとか、お客様1人1人に対するスタイリストの動きや想いを伝え、アシスタントもどんな気持ちで入って欲しいかなどを伝えています。アシスタントとスタイリストの距離が近く、日々コミュニケーションを取っているので、みんなで頑張ろうと言う想いが強く、チームで動くことを大切に考えてくれるスタッフばかりです。仕事以外でもみんなでご飯や飲みに行くなど、スタッフ同士の仲が良いです。
求職者へのメッセージ
代官山・中目黒と言うお洒落エリアで働くと、お洒落なお客様も多いのでお客様から刺激をもらうこともあります。そして、スタッフも美容や技術に対しての意識が高く、刺激をもらいながら常に切磋琢磨し合い働くことができます。
美容に飽きず、美容をずっと好きでいられる環境があると言うことがFAM・ANDの良さだと思います。美容学生の方も中途の方も、もっともっと美容を好きになりたいと思う人たちは、ぜひ一緒に働きましょう。
技術に関しては、基本から応用、あとは色んなスタッフの細かいこだわりとかまで教わることができるのが強みだと思います。また、それをアレンジしながら自分の知識や技術にして自分の武器にすることができるので、色んな仕事に携わることができます。FAM・ANDには、美容師として長く働ける環境があります。
1年目の子からカルチャーや流行などを教えてもらうこともあり、何年美容師をしていても後輩から学ぶことも沢山あります。FAM・ANDのスタッフは年齢問わず、お互いに尊敬し合い、 お互い刺激し合って仕事をしています。みんながみんなの成長を応援し合っているので、そこもFAM・AND良さだと思います。